B級コラム編集部

身近な関心ごとから社会問題まで。興味のあることにツラツラとひねくれた意見を書いています。

続・土屋アンナさん

土屋アンナさんが初主演舞台、「誓い~奇跡のシンガー~」の稽古放棄の問題についての続きです。
さっきは率直に、自分の意見を書きました。

もう一つ、一連のニュースをみていて色々気になった事があるので、今度は僕がニュースみていて「へぇ」とか「んっ!?」って思った事をまとめていきたいと思います。


・なんで舞台監督は名前でないの?
主演の土屋アンナさんと原作(原案)者の濱田朝美さんの名前がバンバン出ているのに対して、舞台監督の甲斐智陽さんの名前がでてないなって気がするのは僕だけでしょうか?
まあ知名度の話って言えばそれまでですが(甲斐智陽さんって言うより舞台監督って言った方が分かりやすいですし)、なんとなく名前出てないなって気がしました。


・原作(原案)って口約束でいいんだ
原作(製作サイドの見解は原案)者の濱田朝美さんは、送られてきた書類にサインしていないとブログに書いています。
一方、舞台監督の甲斐さんは代理人を通して了承を得たと証言しています。
代理人が出版社の編集者なのか、濱田さんの弁護士なのかは別にして、書類がなくても原案を借りるだけなら口頭だけで舞台にできるんだって言うのに驚きました。
(まあ、契約書があったのかもしれませんが)

・どこの三つ巴??
なんかTwitter見てると、テレビでは土屋アンナさんと濱田さんと製作サイドの三つ巴と言っていたそうです。
これ、基本的に(濱田さんの証言に沿うなら)土屋アンナさんは原作者を尊重して練習放棄したとなるので、対立構造違くないですか?
むしろ「私らはカンケーありません」って言っている世界一下手な歌手を出版した光文社サイドと、土屋アンナさんの対応を非難する製作サイドと、原作者及び土屋アンナさんの対立軸だと思うんです。
ってか、光文社もあんまり社名出て来てないですよね。
濱田さんによれば監督を紹介した(争いのきっかけ作った)のは光文社の編集者らしいのに。

・出版契約時に2次使用権はどうしていたのか?
おもっくそ文章が土屋さん濱田さん寄りになってしまっているので、ちょっと濱田さんサイドに言及します。
濱田さんは本を出す時に2次使用権をどの程度承諾してたのでしょう。
もし、全て出版社に任せますって書いているなら、そりゃ文句言えないですよね。
まぁその場合、私たちは一切関係していないと主張した光文社の発言がおかしいって事になりますが。
いくら対応が雑でも、契約時に同意しちゃってたら仕方ないですよね。


・ファンはどう思っているか
チケット購入した、土屋アンナさんファンと原作のファンはどう思っているんでしょう。
アンナさんの男気に惚れ直した(笑)なのか、舞台潰すなよ(怒)なのか、原作と違うなら見ないなのか、どう舞台で表現されるか見てみたいなのか、ファンの声が気になります。



・どこに落ち着くか
現状は、テレビなどのメディアは製作者寄り、ネットメディアはほぼ中立、個人ブログやTwitterは原作者とアンナさん寄りな気がします。
ちょっと前までなら、圧倒的に製作者サイド有利だったと思いますが、今はこれだけいろんな人が発言できるので、もしかしたらネットの声で原作者と土屋アンナさんの方が有利になるかもしれません。
ちょっと気になります。


あと、今回の件で濱田さんもアンナさんも得しただろうなって思います。
(アンナさんは出演依頼減るとかって実害あるかもしれませんが)
この一件がどう終息するかは分からないですが、いずれにせよ本は売れるだろうしアンナさんのファンは増えるんじゃないかって思います。
まぁアンナさん歌手だし、テレビとか雑誌に干されてもなんとかなりそうですしね。。。


こんな所が、このニュースみて気になりました。